車の寿命が来た時の3つのサイン!プロが教える少しでも寿命を延ばすメンテナンスも解説

廃車された後のタイヤのフレーム

車の廃車を検討している人はそのタイミングに迷うケースがあります。

そのため、廃車の走行距離・年数の目安と基準は気になるところでしょう。しかし、その基準はさまざまであり、乗り換えのタイミングを決めることは簡単ではありません。

そこでこの記事では、車の寿命や実際に廃車した買取事例を解説します。

この記事の内容が難しい方は?

中古車・廃車の買取を専門で行っている廃車本舗へお問い合わせ下さい。面倒な廃車手続きを代行させて頂きます。お電話の場合は0120-788-100 まで。メールで愛車の査定を希望される方はこちらから。廃車予定の事故車などが思わぬ高額買取となる場合もあります!

中古車・事故車・不動車・高年式・ボロボロの車も買取実施中!
買取価格を無料査定でチェック

【状況別】車の寿命を判断する3つのタイミング

 

まずは一般的な車の寿命を判断する3つのタイミングをご紹介します。

走行距離で考える車の寿命のタイミング

一般的には走行距離が10万キロを超える場合、寿命を考えるタイミングといえます。

しかしそれは、日本の考え方です。海外では車の走行距離が10万キロを超えることは珍しくありません。

ただ、たとえ走行距離が10万未満でも、メンテンナンスのしにくいエンジンなどの故障が多い場合は廃車を視野に入れましょう。

使用年数で考える車の寿命のタイミング

そもそも使用年数とは、新車の新規登録時点(最初の新規検査)からカウントします。たとえば、4年落ちの中古車を7年間使用した場合、使用年数は「4年+7年=11年」になります。

使用年数で考える車の寿命タイミングは次のとおりです。

 

  1. 使用している車種が生産中止となった場合
  2. 使用年数に伴い増税される場合

 

使用年数が10年、15年と経ち、使用している車種が生産中止となった場合は修理ができなくなるため、廃車のタイミングと言えるでしょう。

 

たとえば、部品交換をするにしても生産中止となった車種に対応する物を入手するのは困難となってきます。それでは、車をメンテナンスするのに支障をきたしてしまいます。

使用年数に伴い増税される税金の種類は自動車税、軽自動車税、自動車重量税です。それでは、詳しくみていきましょう。

自動車税

そもそも自動車税は軽自動車を除いた車に対して課税される税金です。自動車の種類に応じて、次のとおりです。

自動車の種類バス・トラックの税率その他の税率
ディーゼル車新車新規登録から11年を経過する自動車おおむね10%重課おおむね15%重課
ガソリン車,LPG車新車新規登録から13年を経過する自動車

(出典:宮城県-「自動車税のグリーン化(重課・軽課)について」

重課とは、たとえば新車の自動車税が1万円の場合、15%重課なら「1万円×(100%+重課15%)=1万1,500円」に増税されることを意味します。

軽自動車税

軽自動車税は軽自動車に対して課税される税金です。車の種類と最初の新規検査をした日に応じて、次のとおりです。

車種区分税率(年税額)
平成27年3月31日までに最初の新規検査をした車両平成27年4月1日以後に最初の新規検査をした車両最初の新規検査から13年を経過した車両
軽自動車三輪3,100円3,900円4,600円
四輪以上乗用営業用5,500円6,900円8,200円
自家用7,200円10,800円12,900円
貨物用営業用3,000円3,800円4,500円
自家用4,000円5,000円6,000円

(出典:横浜市-「平成29年度税制改正について」

自動車重量税

自動車重量税は車検をするタイミングで車の重量に応じて課税される税金です。エコカーを除いた自家用車を例にすると次のとおりです。

1年自家用(継続検査等時)
車両重量通常の税額13年経過18年経過
0.5t以下4,100円5,700円6,300円
~1t8,200円11,400円12,600円
~1.5t12,300円17,100円18,900円
~2t16,400円22,800円25,200円
~2.5t20,500円28,500円31,500円
~3t24,600円34,200円37,800

(出典:国土交通省-「27年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方」

維持費用で考える車の寿命のタイミング

そもそも車の維持費用はおもに次のものが挙げられます。

  • タイヤの交換費用
  • バッテリーの交換費用
  • タイミングベルトの交換費用
  • ブレーキパットの交換費用
  • ブレーキフルードの交換費用
  • ワイパーゴムの交換費用
  • エアコンの修理費用

これらの費用は仮に消耗しなければ、負担する必要はありません。しかし、車検代は必ず負担しなければなりません。

特に車検は10万円以上かかってしまうこともあるので、メンテナンス費用としては大きいです。

関連記事:10万キロを超えた車の交換部品はどれ?費用や交換すべきかを判断する基準を解説

10万キロを超えた車の交換部品はどれ?費用や交換すべきかを判断する基準を解説

現実に消耗しているかどうかに関係なく、基本的に2年おきの車検を避けて通ることはできません。車検費用はおもに3つに区分されます。

  • 法定費用:自動車重量税、自賠責保険、印紙代
  • 車検基本費用:業者へ支払う点検費用、事務手数料
  • 部品交換費用:車検に伴う各種部品の交換費用

車の寿命サイン4つを紹介

ここからは、車の寿命サインである4つのポイントについて解説します。

 

車の寿命は突然やってきますが、一番困るのが古い車の場合は修理やメンテナンスのためのパーツが手に入らないことです。

 

メーカーは新車を開発、販売し、今までの車種の製造を中止します。そのため、今までの車種が人気車でもない限り、その車に対する車のパーツ・部品の生産も中止するのは当然でしょう。

たとえば、10年使用している車の部品が故障したとします。その部品の生産が中止されれば、供給が受けられず、使用不能を余儀なくされます。

このように、車の寿命はパーツ・部品に左右されます。

特に車の寿命はパーツごとの故障により、乗りたくても修理費用が高額になり、寿命がきてしまうことがほとんどです。

車の寿命ポイント1.エンジンの不調

エンジンの不調は車の寿命を決定づけるポイントになります。

 

車を走行させるために最も重要なパーツになるため、エンジンのオイル漏れや部品の交換では治らない故障が起きた場合には車の寿命と考えられるでしょう。

 

エンジン部分の故障だけであれば、搭載されているエンジンを新しいものに交換すれば走行可能ですが、エンジンの交換費用は50万円から80万円を超えるので新車を購入した方が経済的です。

車の寿命ポイント2.バッテリー関連の故障

車の電力供給源となっているバッテリーですが、バッテリーあがりや関連パーツの故障がある場合は車の寿命と考えられます。

 

バッテリー単体であれば交換費用も1万円以内で交換できますが、バッテリーを充電するオルターネーターが故障してしまった場合は、交換費用が5万円以上と高くなります。

 

まだ新しい車やレアなクラシックカーであれば交換を進めますが、人気のない古い車であれば買い替えた方が経済的です。

車の寿命ポイント3.タイミングベルトの劣化や故障

タイミングベルトはエンジンの燃焼を助けるバルブを開閉を行うパーツです。これはゴムベルトになっており、10万kmの走行で交換が推奨されています。

このベルトは丈夫なゴムでできているためにほとんど切れることはありませんが、10年以上、または10万km以上走行している場合は突然切れてしまう可能性があります。

 

タイミングベルトの交換費用は軽自動車であれば3万円程度、普通車は6万円となっており、費用がかさみますので、こちらも車の寿命と考えられるでしょう。

 

関連記事:【緊急】タイミングベルトが切れた時の対処法を手順ごとに紹介!

車の寿命ポイント4.タイヤの消耗

タイヤの消耗による交換が発生する場合も車の寿命と考えられます。タイヤは1本ひび割れやスリップサインが現れた時、走行中に支障をきたすため定期的な交換が必要なります。

 

基本的には5年に1回程度の交換が必要ですが、車の車種によってはタイヤの交換費用は10万円を超える場合があります。

 

古い車であれば、タイヤの交換を10万円でするよりも新しく車を買い替えた方がいい場合もあるので、タイヤの消耗も車の寿命として考えられます。

廃車の走行距離と年式を計算

廃車するタイミングはいろいろな考え方があります。そのため、かえって廃車するタイミングについて迷う人がいるのではないでしょうか。例として、廃車本舗の買取事例を紹介します。

車種ごとの走行距離と年式で買取事例を見みていきましょう。

車種走行距離年式
日産 ブルーバードシルフィ200000km2005年
三菱 ランサーセディアワゴン120000km2000年
AZ-ワゴン120000km1997年
ホンダ フィット80000km2003年
スバル インプレッサスポーツワゴン100000km2001年
トヨタ コンフォート10000km2002年
日産 バネット60000km2004年
ホンダ オデッセイ120000km2004年
ダイハツ ミラ10000km2004年
トヨタ bB120000km2001年
マツダ ベリーサ120000km2006年
ダイハツ ムーヴ140000km2009年
トヨタ イプサム140000km2002年
日産 キューブ120000km2003年
ダイハツ タント140000km2004年
日産 ノート140000km2008年
ホンダ オデッセイ160000km2004年
マツダ カペラ90000km2000年
トヨタ エスティマL200000km2004年
三菱 ランサーセディアワゴン160000km2003年
三菱 ミニカ120000km2005年
トヨタ エスティマT160000km2003年
スズキ ワゴンR140000km2003年
トヨタ スプリンター140000km1997年
AZ-ワゴン120000km2003年
スズキ ワゴンR140000km1997年
トヨタ クラウン250000km1993年
スバル ヴィヴィオビストロ60000km1996年
トヨタ ポルテ180000km2005年
トヨタ bB120000km2006年
ホンダ ライフ100000km1999年
トヨタ カローラフィールダー140000km2000年
マツダ ボンゴフレンディ300000km1997年
スバル レガシィ ツーリングワゴン180000km2004年
ダイハツ ムーヴ200000km1998年
シボレー クルーズ50000km2007年
トヨタ エスティマ140000km2002年
ダイハツ ムーヴ100000km1999年
フォルクスワーゲン ニュービートル120000km2004年
ホンダ フィット120000km2002年
ダイハツ ミラ140000km2004年
トヨタ ウィッシュ90000km2004年
日産 エクストレイル300000km2002年
トヨタ クラウン80000km1996年
スズキ アルト50000km2002年
トヨタ クレスタ120000km1994年
スバル プレオ120000km2004年
日産 エルグランド300000km1999年
スバル レガシィ ツーリングワゴン160000km2000年
ダイハツ ムーヴ120000km1999年
三菱 ランサーセディアワゴン180000km2002年
ホンダ モビリオ300000km2003年
トヨタ カムリ90000km1998年
ホンダ ステップワゴン160000km2001年
トヨタ クラウン70000km2007年
フィアット プント100000km1999年
トヨタ カローラバン56000km1999年

以上の買取事例から廃車の走行距離と年式は次のとおりです。

  • 走行距離:約13万8,000km
  • 年式:2000年~2001年

車種によって走行距離と年式は違いますが、廃車にする大体の目安となるのではないでしょうか?

また、上記の廃車買取事例はこちらから確認できます。

関連記事:廃車本舗の買取事例

車の寿命を少しでも長くするために必要なメンテナンス

愛車に少しでも長く乗りたいのであれば以下のメンテナンスが必要になります。

  • エンジンオイルの交換
  • タイヤの点検・交換
  • バッテリー交換
  • タイミングベルトの交換

数ヶ月に一回など定期的に行うものもあれば、不調が出てから交換するものもあります。以下で詳しく解説します。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルとは、エンジンを動かすための潤滑油です。これを交換と摩擦によりエンジンが焼き付いたり、エンジン内部の部品の消耗が激しくなり、故障につながる恐れがります。

特に長年走行している車は部品の損傷やエンジンの寿命も近くなっているため、定期的に交換しなければ寿命が早まる可能性もあります。

エンジンオイルの交換目安は「3000~5000㎞」もしくは「3~6 ヶ月」です。お近くのカー用品店や整備工場で交換を依頼しましょう。

タイヤの点検・交換

タイヤは走行していなくても4年ほどでタイヤ表面のゴムが劣化します。ですので、4年を目処に点検・交換を行いましょう。

ただし、以下に当てはまるタイヤは早急に交換しなければなりません。

  • タイヤに亀裂やヒビがある
  • タイヤの溝が2m以下

この場合、タイヤがいつパンクしてもおかしくない状態です。また、ブレーキが効きにくくなり、事故につながる可能性もあるので、早急にタイヤの交換を行いましょう。

タイヤはカー用品店やタイヤ専門店で購入すればその場で交換してくれるのでおすすめです。

バッテリー交換

車のバッテリーの寿命は2年〜3年と言われますが、これはメーカーの保証期間のことで、実際には5年ほど持つ場合もあります。

ですので、定期的に交換するのではなく、バッテリーの状況を確認し、交換時期を見定める必要があります。

交換の目安となるチェックポイントは以下の通りです。

  • エンジンがかかりにくい
  • ヘッドライトが暗い
  • バッテリー液が変色している

これらの症状が見られる場合はバッテリーを交換しましょう。バッテリーの交換はカー用品店でバッテリーを購入すれば取り付けてもらえます。

タイミングベルトの交換

タイミングベルトとはエンジンの回転運動に欠かせない部品です。厳密にはクランクシャフトとカムシャフトを連結する部品です。

タイミングベルトはゴム素材でできているため、走行距離が10万Kmを超えると切れやすくなります。ただ、タイミングベルトの状況はエンジン内部を開けても見えないので、切れてからの交換となります。

タイミングベルトの交換費用は車種によって異なりますが、35,000円程度で交換できます。基本的にディーラーや地元の整備工場で交換しますが、イエローハットやオートバックスでも交換してもらえます。

まとめ:廃車するときの走行距離と年数

走行距離や年数は廃車するときの1つの目安となります。特に使用年数が長ければ、すでに製造中止の部品の故障で車が利用できなくなります。

しかし、走行距離や年数が廃車するときの目安のすべてではありません。たとえば、中古車で我慢していた人が本当に欲しい車がある場合、乗り換えるケースはあり得ます。

廃車するかどうか悩んでいる方は、まずは気軽にご相談ください。

→廃車本舗のQ&A