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廃車の手続き
トラックの廃車手続きまとめ!トラックの廃車買取が高価買取になる理由を解説します!
トラックの廃車手続きまとめ!トラックの廃車買取が高価買取になる理由を解説します!
沢山の荷物を一度に運ぶことが出来るトラックは、土木現場や輸送現場で常に活躍しています。乗用車同様、いやそれ以上に海外でも高い人気を誇る国産トラック。どれだけ古くても、どれだけ多走行でも廃車にお金がかかる事はまず無いでしょう。今回は業者に廃車を依頼しても、トラックの場合は廃車に費用が決してかからない理由をご紹介したいと思います。

トラックの定義

行政用語でトラックは貨物自動車と呼ばれ、主に荷物を運搬する為の自動車として定義されています。その為、乗車定員は2名や3名である場合が多く、車体の後部の大部分が荷物を積載する為の荷台になっています。 貨物自動車は積載量の違いによって大きく三種類に区分されています。
  • 小型トラック
一般的に積載量が2トン以下のトラックを称します。
  • 中型トラック
一般的に積載量が4トンクラスのトラックを称します。
  • 大型トラック
一般的に積載量が10トンクラスのトラックを称します。 また、トラックの荷台部分の形状もいくつかの種類が存在します。
  • 平ボディ
荷台がフラットで荷物の積み下ろしのし易い汎用的なタイプ。トラックのイメージはまさにこのタイプではないでしょうか。
  • バンボディ
荷台がアルミ製のトラックで、荷物を風雨から守る事が出来ます。一般的な運送用のトラックです。
  • 保冷車
荷台部分が断熱加工されていますので、荷物を低温状態で運ぶことが出来るトラック。
  • 冷凍冷蔵車
荷台自体が冷凍庫になっていて、凍った商品を輸送出来るトラックです。生鮮食品等が運搬されています。
  • ウイングボディ
一見するとバンボディのように荷台がアルミ製ですが、荷台後部だけではなく両側面も開閉できるタイプです。非常に荷物の積み下ろしがしやすい設計になっています。
  • 幌ボディ
バンボディの荷台がアルミで出来ているのに対して、荷台部分が幌で覆われているモデルです。アルミボディよりも耐久力は落ちますが、より軽量化出来るのでアルミボディよりも積載量を増やす事が出来ます。 更にこういった一般的なトラック形状の他に、特殊な形状をしたトラックも街でよく見かけます。
  • ダンプ車
10トンダンプと言えばこの自動車のイメージですね。荷台部分が持ち上がり、積載した土砂や砂利を滑り下ろすことが出来ます。
  • タンクローリー
石油や特殊な液体を運搬する為のトラックです。液体を積んだ時の安定感を上げる為に、荷台の部分を筒状にして重心を安定させています。
  • ミキサー車
生コンクリートを運搬する為のトラックです。コンクリートが固まらないよう荷台部分は常に回転しています。
  • ゴミ収集車
ゴミを回収する為のトラックです。ゴミを圧縮しながら荷台部分に詰め込んでいきます。
  • ダブルキャブ
平ボディタイプのトラックの運転席助手席の後ろにもう一列乗車スペースを設けたタイプです。積載量は減りますが乗車定員が増える為、現場での作業員の移動に有利になります。 一概にトラックと言えども、このようにトラックのサイズや荷台部分の形状が大きく違う複数の車種が存在します。トラックは作業現場のニーズに合わせてその形状を変え活躍しているのです。

トラックの廃車手続き

トラック=貨物自動車は乗用車と同様に車検制度もあれば、陸運局の登録制度もあります。この為、乗用車と全く同じ廃車手続きの流れになります。

抹消登録

乗用車と同様にトラックの廃車手続きも抹消登録申請を行います。一時抹消登録と永久抹消登録のどちらも申請が可能です。乗用車のと違いトラックの場合は、余程の状態でもない限り解体される事は稀で、ほとんどリセールされると考えていいでしょう。特に海外での日本車のトラック需要は旺盛なので、永久抹消登録よりも一時抹消登録が行われる事が多いようです。

必要書類

  • ナンバープレート前後
  • 自動車検査証
  • 所有者の印鑑証明書
  • 所有者の実印押印の委任状
  • 手数料納付書
  • 自動車税・自動車取得税申告書
  • 解体届出書(永久抹消登録の時のみ)
乗用車での抹消登録申請と同様に、トラックの抹消申請登録にも上記のような書類が必要です。廃車買取業者に依頼する場合は、所有者の印鑑証明書と委任状・譲渡証明書への実印での押印と車検証と車両があれば良いでしょう。その他の書類作成は業者が無料で行ってくれます。

トラックが廃車になる理由(排ガス規制)

ガソリンエンジンに比べて構造が簡易で耐久力に優れているディーゼルエンジン。更にガソリンエンジンよりもトルクが太くパワフルで、燃料もガソリンよりも安価な軽油で動きます。反面、ディーゼルエンジン特有の揺れや騒音がある為、乗用車でディーゼルを搭載しているモデルは稀ですが、基本的にトラックにはディーゼルエンジンが搭載されています。 乗り心地の面を除けばいい事づくめのディーゼルエンジンですが、排気される排ガスには有害部室が多く含まれていますので、その規制は年々強化されています。

自動車Nox・PM法

首都圏・大都市圏独自のディーゼル規制条例

有害な物質を排気するディーゼル車の走行を禁止し、大気汚染の原因である窒素酸化物等の排出を規制する法律です。首都圏や関西圏、中京圏で規制されています。このような対策地域内においては、排外基準に適合しない自動車の登録は出来なくなり、すでに登録している自動車についても、一定の期間を経て改善されない場合、車検の受験が出来なくなります。また、エリアによっては、自動車公害対策として条例で定める排ガス基準を満たさないディーゼルトラックやディーゼルバスについて、そもそもの走行を禁止しています。 このような環境改善意識の向上により、ディーゼル車の排ガス規制は年々強化されており、この排ガス規制の強化に伴い、走行不可になったトラックの廃車が多くなっています。

旺盛な海外のトラック需要

トラックの廃車に廃車費用が不要な最大の理由、それはどんな状態のトラックでも買取価格がつくからです。乗用車と違い、なぜトラックには買取価格が付くのか?それは日本製トラックに対する旺盛な海外需要に答えがあります。トラックは過酷な現場でヘビーユーズされている事がほとんどで、廃車にする時の状態は決して良い状態ではありません。また排ガス規制によって廃車されるものもありますので、そもそも日本国内でのリセールは数少ないと言えます。多くのトラックは海外に輸出されるのです。

高い新興国ニーズ

土木工事が盛んに行われている新興国では、日本製トラックが引く手あまたと言えます。日本国内では排ガス規制がありますが、もちろん振興国に排ガス規制はありません。悪路が多くても故障なく安定して走行するしっかりとした足回りも人気の秘密だと言えます。 技術的に遅れている新興国では、日本製トラックでも年式の古いものが好まれる傾向にあります。いくら品質の高い日本製トラックと言えども、やはり使っているといずれ故障します。故障の際に、特殊な機能が付いておらず修理がし易いのは年式が古いモデルだからなのです。年式が古く経年劣化が進み、排ガス規制の強化で走行不可になったようなトラックでも、逆に新興国では非常に高値で取引される理由は、自動車に対する技術力の差から生まれています。

日本製ディーゼルエンジンの信用度

ディーゼルエンジンだけでも売買される程の人気をもつ日本製ディーゼルエンジン。ディーゼルエンジンはピストンの圧縮熱で燃料の軽油に点火していますので、点火プラグが存在しません。その為、ガソリンエンジンよりも遥かに構造が単純で故障リスクが少ないと言えます。また構造的にエンジンのトルクが太く、重たい荷物を運ぶトラックには最適なエンジン機構です。 日本の高い技術と高い品質をもったディーゼルエンジンは、非常に故障が少なく走行耐用距離は100万キロとも言われている程極めて高い耐久力をもっています。この為、ディーゼルエンジンを搭載したトラックのみならず、ディーゼルエンジン自体にも高い人気があるのです。

鉄スクラップとしてのトラック

トラックを廃車にする場合、そのほとんどが海外輸出される傾向にありますので、鉄スクラップになる事は稀です。しかし、トラックは乗用車に比べてかなりの重量級です。その鉄スクラップとしての価値も非常に高いと言えます。 鉄スクラップの買取価格は重量によって決まります。
  • 軽自動車重量・・・1トン弱
  • 小型乗用車重量・・・1トン前後
  • 普通乗用車重量・・・1.5トン前後
  • 小型トラック重量・・・4~5トン
  • 中型トラック重量・・・8トン弱
  • 大型トラック重量・・・25トン以下
沢山の荷物を運ぶ為に乗用車よりもかなり頑丈な構造をしているトラックは、沢山の鉄が使われかなりの重量となっています。鉄スクラップの買取価格はこの重量に乗じて決められますので、単純に重量が重たいトラックの方が高価になります。トラックは鉄としての買取価格も非常に高額になりますので、業者に廃車を依頼しても廃車費用は当然無料となり、むしろ鉄としての高価な買取価格が付くはずです。

まとめ

旺盛な新興国ニーズによって積極的に海外輸出されている日本製トラック。解体する場合でもそのヘビーな重量で、鉄スクラップとしても高い価値があります。この二つの大きな理由により、日本製のトラックの廃車を業者に依頼する場合、まず廃車費用が必要になる事はあり得ないのです。むしろ高価な鉄スクラップ代を勘案すると、どんな状態でも必ず買取価格が付くと考えた方が良いでしょう。 日本製トラックの廃車を依頼するのは、もちろん廃車本舗がオススメです。廃車本舗には独自の海外販売ルートがありますので、トラック輸出に定評があります。新興国の現地に中間マージン無く輸出出来ますので、他社よりも高価買取を実現しています。また、トラックが解体になった場合でも安心です。廃車本舗は全国3箇所に自社解体工場を有していますので、こちらも余計な中間マージン無く解体が可能。これにより鉄スクラップとしても他社より高価買取を実現しています。更に初めてトラックの廃車を経験される方にも、廃車本舗の知識と経験豊富な専門スタッフが的確にアドバイス致します。廃車本舗への廃車の依頼はお気軽にフリーダイアルかホームページから可能です。まずはどんな状態でもトラックの無料買取査定から依頼してみてはいかがでしょうか。