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パワーウィンドウ(車の窓)が動かない場合の原因と修理費用!修理先も合わせて紹介
パワーウィンドウ(車の窓)が動かない場合の原因と修理費用!修理先も合わせて紹介
「窓ガラスを閉じようとしたのに、開いたまま動かない」 「窓ガラスを動かそうとしたけど、まったく反応しない」 「パワーウィンドウの修理費用が気になる」 このように、パワーウィンドウのトラブルを経験して焦った方もおられるでしょう。パワーウィンドウの故障は、構成されている各パーツの不具合により引き起こされます。 この記事では、パワーウィンドウの故障の原因や修理費用を解説します。修理先の解説もしているので、この記事を読めばパワーウィンドウの故障原因がわかるだけでなく、修理先やその後の対応まで理解できます。

パワーウィンドウ(車の窓)が動かない時の原因と対処法

パワーウィンドウは主に、モーター、レギュレーター、操作系統(スイッチ)で構成されており、これらのパーツに不具合がある場合は、パワーウィンドウを動かすことはできません。 モーターは、窓ガラスを開閉するための「動力」を提供するのが役割です。レギュレーターは「昇降機」であり、窓ガラスを上下に動かすものです。 レギュレーターがモーターの力を借りることで、パワーウィンドウが作動し、それをスイッチにより操作します。 パワーウィンドウが動かない原因としては、開閉に関わる部品の不具合がほとんどですが、その他にも考えられる原因がいくつかあります。

ロックがかかっている

運転席のメインスイッチにある「ウィンドウロックスイッチ」がOn(ロック状態)になっていると、運転席以外の窓が動きません。 このスイッチは、子供が誤って操作することを防ぐために備え付けられています。 しかし、不意に押してしまうことがあり、その場合「パワーウィンドウが故障した」と勘違いする原因となります。 運転席以外の窓が開かない場合は、ウィンドウロックスイッチをまずチェックしてみましょう。

スイッチの不具合で開かない状態になっている

スイッチの不具合で開かないことも考えられます。おもに劣化による破損が挙げられます。 スイッチの内部部品が損傷しているか、もしくは接触不良を起こしていることがあります。この場合、修理というよりはスイッチを交換することになります。 スイッチの交換費用は、1万円~2万円程度です。運転席のメインスイッチは、助手席側や後部座席用と比べると部品代が高価な傾向にあります。その理由はパワーウィンドウ全体を制御する「基板」が内蔵されているためです。 運転席以外のスイッチなら比較的安価なため、運転席のメインスイッチよりは修理費用を抑えられるでしょう。

バッテリーの電圧が弱くなっている

バッテリーの劣化により電圧が弱くなった場合は、パワーウィンドウの不具合につながる可能性があります。 バッテリーが弱って供給できる電力が不足すると、モーターがレギュレーターを動かせません。この場合、バッテリー交換すればパワーウィンドウを問題なく動かせるため、修理費用は車種によりますが5,000円~3万円程度です。 ただし、走行中などエンジンが作動しているときは、オルタネーターの故障などが考えられます。不具合が起きるときの条件によって、故障を疑われる部品は変わってくるのです。 オルターネーターの修理・交換については以下の記事をチェックしてみてください。 関連記事:オルタネーターの交換費用はいくら?費用相場から安く交換する方法を解説

窓枠のゴム部分の劣化

窓枠(ウェザーストリップ)は窓ガラスの通り道であるため、ゴム部分が劣化すると窓を開けない原因となってしまいます。 悪い状態とは、「窓枠のすき間(ガラスの通り道)にゴミが堆積している状態」や、「窓枠(ガラスと接触するゴム部分)が硬化している状態」を差します。 このような場合は窓枠の清掃、もしくは交換が必要となります。   窓枠の交換費用の目安は、1箇所につき1万円程度です。

モーターの故障

パワーウィンドウの使用経過にともない、モーターが故障し、動かなくなる場合があります。 具体的には、「ブラシ」という部品が摩耗しきったときに症状が出ます。モーターの故障はパワーウィンドウ修理において、よくある原因の一つです。 モーターが故障したとき、修理ではなく交換となることがほとんどでしょう。 2万円~4万円程度の費用がかかります。 モーター単体で交換できるタイプと、レギュレーターと一体で交換するタイプがあり、車種によって部品価格は変動するのです。

レギュレーターの故障

レギュレーターは窓ガラスを直接昇降させる部品であり、不具合があるとパワーウィンドウが動かない原因となります。 レギュレーターの不具合の多くは、劣化が原因です。 具体的には、金属部分の腐食や、関節部分のグリス切れが考えられます。 初期症状としては、窓ガラス開閉時にカクツキがあったり、開閉スピードが遅い、などの症状が現れます。 レギュレーターの交換費用は、1万円~2万円程度です。 同時に窓枠を交換するとスムーズな開閉につながるでしょう。

パワーアンプの故障

パワーアンプが故障した場合も、パワーウィンドウが開閉できない不具合を引き起こします。 原因の多くは、内部の基板にあるハンダの劣化です。 ドアの開閉時の衝撃などで割れてしまうことがあります。 この場合はパワーアンプの交換か、修理が必要となるでしょう。費用は1万円~2万円程度です。

動かないパワーウィンドウ(車の窓)を放置してはいけない理由

パワーウィンドウが動かなくなったら修理が必要になります。放置してしまうと、車検や修理費用、日常使いに影響が出るためです。ここでは、これらの影響について詳しく解説します。 パワーウィンドウの故障を放置してはいけない3つの理由
  • 開いたままだと車検に通らないため
  • 窓落ちが発生し修理費用が高くなるため
  • 雨風を防げず日常使いに支障が出るため

車検に通らない

運転席と助手席の窓ガラスに関しては、開いたままの状態で動かせないと車検に通りません。 運転席や助手席など、車の前側のガラスには貼付け物の検査項目があるためです。 前側のガラスには、指定範囲外に装飾用のステッカーや小物などを貼り付けてはいけないという規定があります。 ガラスが閉じきっていないと、貼付け物の確認ができません。 したがって運転席や助手席の窓ガラスが閉じきらずに動かない場合は、車検に通らないため修理が必要となります。

窓落ちが起きると修理費用が高くなる

窓が落ちてしまうと、修理費用が高くなる傾向にあります。窓落ちは、レギュレーターの劣化やワイヤーが切れてしまったときに発生します。 落ちたときの衝撃で窓ガラスが割れてしまった場合、ガラスの交換に3万円~4万円の追加修理費用がかかるためです。工賃を含めると5万円を超えるでしょう。 レギュレーターにはギヤ式とワイヤー式の2つのタイプがあります。 このうちワイヤー式については、ギヤ式と比べて窓落ちが発生する可能性が高い構造です。ワイヤー自体が劣化し無理な力がかかると、ワイヤーが切れてしまいます。

ドライブスルーや空気の入れ替えなど日常使いができない

パワーウィンドウが動かないと、ドライブスルーを利用したいときや、空気の入れ替えをしたいときに不便です。 とくに運転席の場合、高速道路の料金所での支払いなどで困るでしょう。 日常使いに支障をきたすため、早めの修理が必要といえます。 また、窓が開いたまま放置すると、雨風や空気中のゴミ、排気ガスが侵入し、車内が汚れる可能性があります。 日常使いで非常に不便ですし、窓が空いている状態だと盗難の可能性も否めません。直近で乗り換えを予定していない限り、早めに修理・交換を行いましょう。

パワーウィンドウが動かない場合の修理費用まとめ

パワーウィンドウの故障に関して、部品ごとに修理費用をまとめます。以下の表をご覧ください。
部品名 費用
パワーウィンドウスイッチ 1万円~2万円
バッテリー 5,000円~3万円
窓枠(ウェザーストリップ) 〜1万円
パワーウィンドウモーター 2万円~4万円
レギュレーター 1万円~2万円
パワーアンプ 1万円~2万円
このうちパワーウィンドウモーターについては、高額な修理費用がかかるでしょう。 その他の部品も1万円を超えることが多いため、故障が重なると修理費用も高額になってしまいます。

パワーウィンドウが動かない!修理してくれる場所一覧

パワーウィンドウが動かない場合、まずは保証が残っていないか確認しましょう。 保証が残っていれば無料、もしくは格安で修理してくれるかのせいがあります。 保証がない場合は、最寄りの店舗に問い合わせてみると良いでしょう。以下の表を参考にしてみてください。
依頼先 特徴
自動車ディーラー ・保証が残っている場合の修理先。 ・ひとつのメーカー専門であるため、一番信頼できる ・工賃は高めの場合が多い
企業が経営する民間工場 ・すぐに預かって修理してくれる可能性が高い ・工賃も控えめでコスパが良い ・車検などを依頼したことがあるなら、代車などをサービスしてくれるかも
個人で経営する民間工場 ・交換ではなく、修理で対応してくれる可能性がある ・修理の場合、費用を抑えられることがある
工場併設のガソリンスタンド ・一般的な民間工場より、営業時間が長め ・車検は受け付けてくれるが、修理は受け付けない場合がある
車を購入した店舗 ・保証が残っている場合の依頼先。(中古車も) ・工賃に関して交渉の余地がある。
 

パワーウィンドウが動かないなら乗り換えも検討しよう

パワーウィンドウが故障して乗り換えを考える場合、廃車買取サービスがお勧めです。   一般的に壊れてしまった車を下取りに出すと価値がつきにくいですが、廃車買取であれば買い取ってくれる可能性があります。   パワーウィンドウは便利ですが、壊れてしまうと高額な修理費用が発生しがちです。各ドアに取り付けられていることがほとんどで、故障が重なるとさらに費用がかかります。 もし現在使用している車で、パワーウィンドウの構成部品の故障により動かせなくなったのなら、乗り換えを検討する時期かもしれません。 年式の古い車や、車検が近い車の場合は、その候補になると考えられます。 もしくは、パワーウィンドウを修理せず、車検が切れるまで乗ることも選択肢として考えられます。 しかし、基本的に放置して乗ることはお勧めできません。修理見積もりが思ったより高く、やはり手放したいとなったときは「廃車買取」にだすというのも一つの手です。 ディーラーなどで下取りしてもらうよりも、高値がつくことが期待できるでしょう。廃車買取業者は解体工場を持っていることが多く、使えるパーツを取り外して独自の販路で売買できます。 その分、買取価格に上乗せできるので、販路をもたない業者よりは高価買取が可能なのです。

まとめ

それではパワーウィンドウが動かない場合の対処法について確認しましょう。 まず、故障の原因として多いのは、モーター、スイッチ、レギュレーターです。これ以外もありますが、この3点は押さえておきましょう。 そして、次に修理の依頼先を決めます。以下に代表的な候補を示すので参考にしてください。
  • ディーラー(トヨタ・日産など)
  • 民間工場
  • 車を購入した店舗
もし買い替えをお考えなら、廃車買取を検討してみてください。私たち「廃車本舗」では、パワーウィンドウが故障した車でも高価買取が期待できます。 電話で査定の依頼をすることができ、現地調査がない場合もあります。ぜひ一度、廃車本舗までご相談ください。